最近は、世間が騒がしく揺れ動いていますね。アメリカがイランとの関係をどうして行くかによって、この先の出来事が変わって行くのだと思いますが、先日、イランで飛行機が墜落しました。原因はまだはっきりとわかっていませんが、多くの犠牲者が出た事には間違いありません。
義理の甥っ子のお嫁さんのお姉さんがその飛行機に乗っていたそうです。2週間前に結婚式を終え、新郎新婦揃っての旅行だったようです。ニュースでは様々な事が言われていました。離陸してすぐに引き返そうとしていたとか、アメリカの空軍基地を弾道ミサイルで攻撃した被害にあったとか、実際はまだわかっていません。
今週の土曜日にメモリアルへ行くのですが、家族を失った悲しみは痛いほどわかるので本当に辛いです。
戦争にだけはなって欲しくないです、アメリカ国内では徴兵制が復活するんだろうか?とか選抜徴兵制度(Selective Service System)に登録しなければならないのだろうか? などなどみんなが真剣に話しています。戦争へは行きたくないっと言う人が多いのですが、アメリカの徴兵制って一体どんなものなのかと言うと、18歳以上の男性はこのSSS(抜徴兵制度)に登録する事が義務付けられています。対象となるのは男性で米国市民、グリーンカード保持者など移民を含めたアメリカの住人に適応されるそうです。ただし就労ビザ、学生ビザなどの非移民としてアメリカに住んでいる住人には適応されません。
アメリカでは、お金のない学生はこのSSSに登録して学費免除制度を利用している人が多いです。アメリカの大学は本当に授業料が高く、働いていないのに新築の家を立てるようなものでローンが重くのしかかっています。卒業後もローンを払えずにいる人も多いです。そんなローンを免除してもらおうとSSSに登録する若者が増えてきています。国も兵士不足でいろんな制度を考えているのでお互い必死です。
グリーンカードを申請する際に18歳以上の男性であればSSSの登録をするように大抵の弁護士は書類を作ります。もし、弁護士ではなく個人でグリーンカードを申請した場合、登録し忘れている可能性があるかもしれません。心配な方は下記のホームページで調べてみることをお勧めします。あ、40歳以上は戦争には行かないのだとか聞いた事がありますが、詳しくは下記のサイトで調べてみるのも良いと思います。
昔見た映画「17歳のカルテ」の中に出てくるソーシャルセキュリティの番号をテレビで読み上げていく選抜徴兵のシーンは怖いなと思って観ていましたが、現実にそんなシーンは見たくないですよね。大統領は軍事力を行使したくはないと言っている(承認も下りないと思う)ので戦争はあり得ないと思いますが、この国は戦争のできる国なんだなと改めて思いました。