73F Backroom

カナダ最終日

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あまり良い事がなかったこの休暇もようやく最終日。

日記を書くことすらできず、とにかく疲れ切っていました。

あれからトロントへ戻ってきて、快適なホテルでのんびりしていました。

最終日の朝、近くのカフェで朝食を済ませ、朝の散歩を1時間ほどして、ホテルへ戻りシャワーを浴びて、帰り支度です。

ホテルからウーバーを呼び空港へ。

アジア系のドライバーが来る。彼は一言も話すことなく黙々と運転している。

ふと気づくと辺りは怪しい雰囲気。

ここってcargo(貨物)専用入口じゃない?

↑ウーバーの乗車マップ

苛立ちを抑え、「私たち、荷物の方じゃなくて乗客の方なんだけど。笑」っと軽くジョークを飛ばして見る。

運転手は、何も話すことなく軽く舌打ち。

「ちっ!!!!!」

そのままターミナル3へ。

無言でお別れし、チェックインATMで手続きをする。

そこへ携帯が鳴る。

Uberから評価をしてくれとの催促。

当然チップ無しの苦情付き。

飛行機のアップグレードができてヤッタァと喜んでいたのもつかの間、約40分遅れ。

しかも、空港が改装中でラウンジが一つもない。

アメックスラウンジもPriority PassもAdmiral clubさえも使えない。

あぁ、座れるところを探さなくちゃ、、、。

Wifi無しかぁ。と落胆する。

 

そして快適であろうはずのビジネスシートは何やら嫌な予感。

斜め後ろの女性が飛行機が滑走路に出て加速しているにもかかわらず電話をし続けていてちょっとイラっ。

その後食事が運ばれゆったりモードで休もうかという時に真後ろの、パキスタン人のオッさんが馬鹿でかい声で隣のモラルのない女性と自分の生い立ちについて話している。

聞きたくもないし、どうでもいい他人の人生。

イヤフォンをも突き破るような大声での笑い声。

飛行時間いっぱい話すつもりなのかこのオッさんは…。

あぁ、これ国際線に乗ってる…。飛行時間何時間なんだろう。地獄だ、いや拷問だ。

あぁ、アップグレードしなきゃ良かった…。と後悔し恨めしそうにコーチの席を眺める。

こんな事初めてだ。エコノミーに移りたいと思うなんて…滅多にない事だし、したくもない。

何とか耐え忍び、そろそろ到着時刻に近づいて来た。

うるさい会話の中で、機長からの過酷なアナウンスが入る。

おっさんの声の合間から途切れ途切れに聞こえる機長の声。

残酷にも、そのアナウンスは天候が荒れている為、空港上空で45分ほど旋回するとのこと。

あぁ、本当についていない。

っとその時、何と真横の意地悪そうな顔をした白人女性がフライトアテンダントに苦情を申し立てる。

そしてようやく静寂が!

あぁ、神様ありがとう!

この勇気ある女性は女神だ!!

そしてこの女性は終始横を睨みながら座っている。

そう、その姿はまるで、金剛力士像のよう。。。。

後はこの飛行機が一刻も早く地上に着くことを願うばかりだ!!

キタァああああ!

着陸のアナウンスだ‼️

ありがたヤァ

上空も良い感じで見通しが良くなって来た。

帰ろう!お家へ帰ろう!

ゆっくりと山崎まさよしの「お家へ帰ろう」の歌が頭を回る。

98℉の中でシチューは食べたくないがお家へ帰ろう!!

ズシンっと機体が地上と接触する。

はぁ~とビジネスクラスからため息が漏れる。

ふと見ると、おっさんは大口を開けて寝息をかいている。

もう、このおっさんとは二度と会うことはあるまい。と疲れた表情でみんなおっさんを見ながらドアのアームが解除されるのを待っていました。

そんななガァ~~~~い一日。

 

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